私は基本的には、短期投資のタイプで長期投資をするつもりはないのだが、知り合いに投資歴20年の短期投資と長期投資の両方をしている投資家がいて、その人の話を聞いていると「資金に余裕がでてきたら長期投資もありだな」と、感じさせてくれました。

長期投資の考えとして、「株式へ投資し、利益を得たいのであれば、長期的に経済成長の波に乗り、株式相場の上昇をじっくり待つ」といういうものです。

これは、基本的に長期であれば、株式相場は上昇するものということが、ほとんどすべての人々に共有されているからです。

それでは仮にその人をAさんとしましょう。

Aさんは中年の方で、仕事はキャリアコンサルタントなどの仕事をしており、仕事で得た資産を株式や投資信託などを行い、資産を増やしている、凄腕の投資家です。

ふつう投資家の多くは、株価が倍とか3倍になったら売りたくなるのでしょうが、Aさんはファンダメンタルズ分析で購入した銘柄にあっては、しょっちゅう株価をチェックしないのと、基本的に売らずに持つスタンスをとっています。

そして新車購入時やマイホーム購入時などにまとまったお金が必要な時に、ポートフォリオ(資産を複数の金融商品に分散投資をすること)の中で十分に運用益が出た銘柄のみを売却して資金をねん出していたのでした。

Aさんの銘柄の選び方はとてもシンプルで、身近な生活実感に基づいたものです。

Aさんは買い物好きなのと食通な方で、買い物をしているときに「この洋服はコストパフォーマンスがいいなぁ。この食材はとてもおいしいなぁ。」と感じた場合は、その会社の情報をとことん調べあげます。調べ上げたのち自身の投資ポリシーに合致した場合、購入します。

Aさんが、しっかり見定めて購入した株は大抵成長していきます。

リーマンショック 後の世界市場が低迷していたころでも、Aさんは長期投資で保有している銘柄のパフォーマンスは全体的にプラスであったみだいです。

Aさんは、お金が必要な時に運用益が出ている銘柄にあっては、売却してキャッシュにしますが、運用益が十分に出ていないものにあっては、決して焦って売ることはしないそうです。

そういうお金との付き合いをしていて、結果として、高いパフォーマンスにつながっているのだと思いました。

Aさんの投資の仕方をみると、上手に株と付き合っている印象があります。近年では政府から「人生100年時代」と言われる時代になってきました。

長い人生なのだから長期投資をすることが投資の本来の姿なのかなと感じさせてくれるお話でした。