大底圏でこそ買いに入るべき!

景気が良いとき(上昇トレンド)に買って儲けを出す手法は株式投資初心者の方でも、誰でも考えつく手法ですが、儲けをしっかり出している投資家は、逆に景気が悪いとき(下降トレンド)に買っているのです。

今回は、普通では買いに入りにくい下落トレンドで、買いに入る理由を説明します。

順張り・逆張り

相場の上昇トレンドで買い、下落トレンドで売るという手法を「順張り」(じゅんばり)といいます。

相場の下降トレンドで買い、上昇トレンドで売るという手法を「逆張り」(ぎゃくばり)といい、株価が大底圏まで下落したときに買いを入れてるという、一見、相場の大きな流れに逆らって売買する、投資初心者からしたら実に抵抗がある売買手法です。

基本的に景気が良くなればどの銘柄を買っても株価は値上がりすることになり、儲けを出すことはできます。これは間違えはないと思います。

しかし一般的には、株価が天井圏に到達すれ直前に株式相場への関心が高まるのが普通です。

日経平均株価を観察していて、連日高値更新を叩きだしていれば、「今買えば儲けられる、株でも買おうかな」という心理が働き、買わないともったいないというような思いにかられる気持ちになります。

逆に景気が悪いとは、「上げは100日、下げは3日」という株の諺があるように、株価はどんどん下がり、値下がりしているときは株価なんて誰も見たくもないものです。(⇒なぜ株価の下落は急激に進むのか?急激に下落するメカニズムを紐解け!を参考にしてください)

また、株に関するニュースや雑誌、書籍が数多く世のか中に出回っている時期は、株価がすでに天井圏に達していることが多いのも事実です。

逆に、景気が悪い時期は、メディアに株式投資が取り上げられることも少なくなり、株価の大底圏が近いと見ることができます。

大底圏で買いに入る

この大底圏という、とても買いに入りにくいポイントで、買いに入るかが大切になってきます。

ただ、株価が天井圏に達していても、その後も株価が上昇することもありますし、逆に、大底圏だと思っていて買いに入ったら、購入後に株価がまだまだ下がることもあります。(⇒新高値更新を狙え!を参考にしてください)

しかし、株価の大底圏で買うことができれば、勝つ確率が上昇し、利益をしっかり得ることは確かなのです。

世界的な大混乱を招いたリーマン・ショックで、資産を大幅に減らしてしまった投資家がたくさんいるなかで、資産を6倍以上に膨らませた「ツワモノ投資家」がいるのも事実で、世界的に株価が大暴落しているときに、買いに入り利益を得たのです。

リーマン・ショックとは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した出来事で、日本もリーマンショックを発端に株価が大底圏まで大暴落した企業がありました。

しかし、人とは逆の動きをすることによって資産を大きく増やす投資家がいるということです。

具体的にトヨタ自動車の株価で見ていきましょう。トヨタ自動車は株式投資をしていれば誰もが知っている大型株です。大型株は発行済株式数や時価総額の規模が大きく、株価の変動があまりない銘柄ですが、そのトヨタでもリーマンショック後は利益をしっかり得ることができたのです。

トヨタはリーマンショック後、約5000円であった株価が、一時は約2300円まで下落しました。しかし、2012年末から徐々に上昇に転じ、現在は6000円台をキープしています。

他の企業もリーマンショック後の数年間はかなり落ち込みましたが、その後はしっかりV字回復している企業もあります。

その一番買いづらい時に、株を買っていれば、少なくとも大きく負けることはなく、利益をしっかり得ることができたでしょう。

天井圏での買いは気を付ける

一番避けたい買い方は、景気が良く株価がどんどん上昇しているときに買いに入り、その後すぐに株価が天井をつけて下がってしまい、そのまま売らずに損失を抱えてしまうことです。

いわゆる「塩漬け株」にしてしまうことです。その株を保有し続けた場合、資金を凍結させている状態と同じで、お金では買えない大切な時間を無駄に費やしているだけです。

それだけは避けたいものです。

「株式投資は景気が悪いときに買う」という知識があるかないかで、投資行動とその結果は大きく違ってくるはずです。景気が悪いときに買って、景気がいいときに売れば自然と儲かるものが株式投資です。

買ってはいけないチャート形状も参考にしてください。

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