初心者が信託を購入するとき注意点

新しい金融商品は、毎年多く誕生しており、投資信託(別名:投信、ファンド)の新商品も数多く生まれています。

投資初心者の方からすれば、いったい何の金融商品が一番いいのかさっぱりわかりません。

特に投資信託は投資初心者の方でも気軽に始められるメリットがあるため、店頭の販売員が投資初心者にもってこいのセールストークを作り、積極的にすすめる傾向があります。

初心者の方は良くわからないため、販売トークに上手くのせられてしまうことがあると思います。

初心者の方が投資信託を上手に選ぶポイントは、購入を検討している商品のなるべく長期間の運用実績を参考にすることです。これは、投資のベテランの方も実践していることです。

しかし、新規投資信託の場合には過去の運用実績がないため運用の安定度を判断することのできません。なので、自身の資金をつぎ込むことはおすすめしていません。

ただ、新規投資信託の中にも購入後、素晴らしい成績を叩き出すものもあります。

それでは、過去の実績がない新規投資信託や既存の投資信託について、購入すべきがいなかを説明していきたいと思います。

※投資初心者の方は投資信託を参考にしてください。

売れ筋ランキングに注意

「売れ筋ランキング」の商品は注意が必要です。

証券会社や銀行など販売会社の店頭に出向いて、自身が投資の初心者であり、どの商品を買えばいいかと相談すると、たいてい販売員は決まってこうします。

売れているランキング商品をおすすめしてくるでしょう。

金融商品(株式投資など)は、人気が上がれば、たくさんの投資家が買いに入ります。たくさんの投資家が買いに入れば、ますます人気が上がり売れ筋ランキング上位に入り込んできます。

それと同時に株価がガンガン上昇していくでしょう。

これは何を説明したいかと言うと、売れ筋ランキング上位の商品を買うほど高値で買う確率が高まるということです。

皆が皆その金融商品を買えば買うほど人気がでて、過剰に過熱する事態になる可能性が起こります。

その次に来るものは、バブル崩壊です。これは値下がりのリスクがあるということです。

過去にアメリカで起きた、1929年の世界大恐慌や1987年の史上最大規模の大暴落、ブラックマンデー。ほかにリーマンショックなどの大規模な金融危機が起きると、新興国ブームの崩壊やITバブル崩壊がもたらされた。

新規投資信託を購入する際には、投資先を十分に確認すべきことです。

片寄った投資先ではなく、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券などの分散型投資が初心者の方には無難です。

ただし、売れ筋ランキングの商品のすべてが購入対象から外すということではありません。

新規投資信託の先にある投資対象が今後成長性があるかないか、過熱感はないかをリサーチし、また自身の運用資金も考慮したうえで、売れ筋ランキングに入っていればで購入の対象になります。

販売員のおすすめに注意

「おすすめの投資信託」には注意が必要です。

販売業者(銀行など)にとって、「おすすめの投資信託」とは、このような裏があります。

その商品で高い手数料が取れる、本部から担当に販売促進を迫られている販売員がお客様のニーズも考えず単純にその商品が良いと思っている

その商品があなたに合うとは必ずしも限らないのです。

おすすめの商品を紹介された場合、「なぜおすすめなんですか?手数料は他の商品と比較してどのくらいですか?」などと販売員に尋ねるとよいでしょう。

誠意のある販売員なら、お客様の資産やライフプラン、投資方針、目的などを考慮して、お客様の状況にあわせた商品を提案してくれるでしょう。

関連ファンドに注意

「○○関連ファンド」という名前のつく新規投資信託には注意が必要です。

○○関連ファンドとは、テーマ型ファンドといい、あるテーマに関連した企業の株式を集中的に投資対象としたもので、現在世の中で話題性が高いファンドです。

テーマの種類として、AI関連、ロボット関連、フィンテック関連(⇒FinTechとは何か?を参考にしてください)医療関連、IT関連、バイオ関連など、さまざまなテーマがあります。

これらは、売れ筋ランキングでも説明しましたが、人気が上がり過熱している間は価格が上昇していきます。

「○○関連ファンド」の特徴として、過熱しすぎてピークを過ぎる(人気が下がると)と下落がとても早いのが特徴です。

また、ぐんぐん株価が上がるため、株価が高いのに投資しながらも、それを感じさせないのも特徴です。

ただ、テーマ型ファンドは、販売員がおすすめしなくとも、お客様のほうから購入の申し出があるほど人気が高い商品でもあります。

投資に慣れているベテランの方は良いですが、初心者は避けておいた方が無難です。

新規投信の場合、初心者はここに注目

初心者の方が新規投資信託の購入を考えている場合、以下のことを実践してください。

①運用方針、運用スタイル、投資対象を確認する。目論見書や販売用資料に目を通したり、販売窓口の販売員に尋ねたりして、既存の投資信託のなかに似通ったものがないかを探します。

②もし、既存の投資信託のなかに似たようなものがあれば、その投資信託と新規投資信託の手数料を比較します。新規投資信託のほうが手数料が高い場合は、既存の投資信託をおすすめします。

③次に、既存の投信よりも新規投資信託のほうが手数料が安ければ、運用会社や販売員に新規投資信託のファンドマネージャー経歴や過去の運用実績について尋ねましょう。

尋ねた結果、ファンドマネージャーが過去にも他のファンドで良い成績を残しているのであれば、購入に値します。

良いファンドマネージャーの見分け方として、そのファンドマネージャーが手掛けた商品の5年以上の運用実績を確認してください。

理由は、あまりにも短いスパンだと(1~3年程度)、相場環境に大きな変化がなく、ファンドマネジャーの対応能力が判断できないからです。景気の局面を見極めるのは大変難しいことで、上手く乗り越えられたファンドマネージャーは優秀ということです。

もし運用実績が悪い場合は、購入は控えたほうがよいでしょうです。

購入決定後の動き

検討の結果、実際に新規投資信託を購入すると決めた場合、自身が保有している資金に対してどれくらい資産運用に回すべきか悩む方も多いかと思います。

新規設定投信の場合の投資額は余裕資金の20~30%にとどめておきましょう。

残り余裕資金は運用実績がよい既存の投資信託で運用することをおすすめします。

投資の基本は、余裕資金で行ってください。日常生活や万が一の事態に備えた生活資金は絶対に使わないでください。(⇒株式投資をする上での心得3箇条!を参考にしてください)

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